【回答】
焦りは禁物です。じっくり接しましょう。 おそらく心の拠り所がなく、孤独を感じていたところにスッポリはまり込むように創価学会の方が現れて、活動に参加することでやり甲斐と社会的承認を得られて安定しているということと思われます。
それを完全に否定する、という方向で接すると激しい拒絶に遭うこどか予想され、こちら側の関与の全てが、あちら側の教団に筒抜けになります。 ただでさえ心理的に不利な上に、「引っ張り合い」で物理的に負ける。学会は統一教会ほどではないと思いますから、根こそぎ財産を奪われることはないと思いますが、お義母さんがさらにのめり込む結果になるでしょう。
対処の方向性は二つあります。 同時に実行可能なもので、段階を見ながら織り交ぜて実行すると良いでしょう。 まず、学会以外の楽しいことに誘い続けて、コミットの時間を増やすことです。 心の占有率は物理的な占有率とほぼ対応します。 学会の活動時間、学会のことを考える時間を物理的に削るように仕向けるのです。 そもそも、家族と離れて寂しい上にやることがなく、無為を考じ、自己肯定感・自己重要感が下がっていた「心の穴」に、学会の人間関係と活動がハマってしまってるわけですから、これをひっこ抜きたいのであれば、別の何かで埋めてあげなくてはなりません。
学会の関与の時間と完全に同等には無理かもしれませんが、少しでも削ることを考える。家族は今までの蓄積があるでしょうから、全く不利、というわけではありません。
定期的に食事を一緒に摂る、毎月コンサートや映画に誘う。共通の趣味を持てれば、なお良いでしょうね。
もし旦那さんの関与が難しいのであれば、「旦那さんがコミットしない」ことを共通の不満として繋がっていく。元はその不満のような気もしますから、男に対する不満を通じて義母と嫁が結託するというのは、共感や仲間意識を醸成しやすく、なかなか強力なストラテジーになります。
次に、ある程度関与の時間を増やして信頼関係が強まったと感じられる段階から、どのようにして学会との付き合いが始まったのかを聞いていく。 否定的ではなく、全てを肯定するように聞き出し、お義母さんに話させる。
自分が学会に関与する前に感じていた「心の穴」を言葉として表現して貰うことで、それを客観的・相対的に認識するようにして貰うわけです。 そして本当にその「心の穴」が学会に埋めて貰えているのか、それでなくても良いのではないか、もっと楽しいことがあるのではないか?といったことを自問自答していくように仕向け、少しずつ学会から剥がしていくわけですね。
口座の確認などを早急にしたい場合は、家族として大切に思っていることをハッキリと明言して伝えた上で、「(一般論として)悪い噂も聞くから」と言って心配しているという姿勢で行うことが大切です。
まとめると…宗教にハマるのにはそうなるに自然な必然性があり…その連続性を理解してあげて、代替を用意しなければうまくいかない、ということです。
それは必ずしも「本質的な代替」である必要はありません。 単に「楽しくて夢中になれるもの」でも良いし、むしろその方が理想です。 更に詳しくは、YouTubeで補足します。